2017年12月31日日曜日

2017,12,31尾平

2017の登り納めは尾平となった。
末広がりの8本を登ろうということでスタート。
旧ルートから新ルートまで、合計8本を完登。
開拓者のYさんとつれ。他にM会のメンバーが参加。
合計4人プラスαでのクライミングとなった。
『左方カンテ』は5.9プラスではあるが、⭐️マーク。
細かいホールドをつないでガバからスラブを抜け、終了点へ。
『いろは』はスタート核心?
⭐️⭐️⭐️の『こぼれ松葉』を最後として終了。
穏やかな小春日和の中、楽しいクライミングが出来た事に感謝せねばなるまい。
『極楽トンボ』から『桃太郎パッカン』まで現在36ルートが設定されている。
大分の小川山といっても過言ではない。課題を多く残しつつも来年が楽しみである。
いずれにしても、体力、年齢はフリーのグレードでは60Nである。
長く続けられる事が大切。

2017年10月21日土曜日

黒部

今年の紅葉は遅い。
宇奈月から朝イチのトロッコ列車に乗る。寒いと思われるので
雨具着用する。1時間少しで欅平に到着。準備を整え、阿曽原温泉へ。
水平道は憧れのルートだ。ここは行かなければならない。
歴史を感じながら、先人の苦労を味わう。
対岸から見るとほとんど水平が続いている。トンネルもある。
言葉にはうまく表現できない。『すごい』この一言である。
維持管理も大変な事であろうと思う。今年の阿曽原までの開通は9月の始めであった。
下の廊下はまだ、開通してない状況。無理をすればと思うが、パス。
今回もEさんと摂津富田にて合流後、名古屋にてIさんピックアップ。
私としては久々、3人での山行となった。
Iさんの細かい段取りには感心する。ありがたい。
大阪〜宇奈月間の往復運転をして頂いたEさん、お疲れです。
気持ちの通じたメンバーでの山行ほど充実したものはない。
紅葉の写真撮影を兼ねての山旅ではあったが、まだ、紅葉は先。ほとんど緑だった。
予定通りの行動を消化して、深夜帰宅。





2017年9月30日土曜日

秋の尾平マルチ

吠えた。
尾平に新たなマルチルートが引かれた。
3ピッチ、正面壁のルートから派生するもの。
1ピッチ目は既成の大きなポケットを取りに行くルート(尾平越え下部)、10ab。
2ピッチ目は、ビレイポイント手前の細かなホールドをスメアー気味の
足使いでカチを取り、バンドに乗っ越す。10a。
3ピッチ目はスラブの感触を味わいながら5,8。
懸垂下降2回で臥龍松(10c)の取り付きに。
総合グレードは10abか?壁は立ってはいるがカチホールドを繋いでいく。
岩の弱点を縫った好ルートである。🌟🌟🌟。『S字ルート』
2ピッチ目の核心で吠えた。ほんの1ポイントではあるが、久しぶりのスラブである。
上部、新エリアで4本ほど登った後で、少し疲れもあったが、開拓者の吉野氏からの
お誘いを断るわけにもいかない。今日の尾平はまた大先輩のGさんからのたってのお誘い。
ダブルでこんなことは滅多にない。取り付くことにするも緊張。
いつも通りロープを結ぶ。吉野氏とは久しぶりである。
小川山の『ジョットストリーム』以来ではなかろうか。1ピッチ目は既成の登ったルート
なので、吉野氏がリード。2ピッチ目の初トライを譲っていただいた。『吠えた』が、
なんとか2ピッチのビレイポイントへ、なんとかオンサイト(?)かな。
3ピッチ目の出だしが悪い。後は快適に3ピッチ目のビレイポイントへ。
尾平のスラブ壁に3ピッチのルートが完成。
これまでよりもっと充実したクライミングが味わえることになった。
上部壁等の新ルートを開拓していただいた吉野氏には感謝せねばなるまい。
また、今日は『かもしかの声』の開拓者の衛藤氏も参加していただいた。
1日、楽しく過ごしたクライミング日和であった。


2017年9月26日火曜日

新あるてぐら

BASSOに新たなるコンポが装着された。新アルテグラである。
早速、近場のヒルクライムへと試しに行く事にする。
まずまず、105とは違う雰囲気。もっと走りたい。
という訳で、今日は杵築方面への往復を試乗する事に。
秋晴れの朝は彼岸が終われば肌寒い。レーパンが半ズボンでは。
変速でのストレスは全くなし。105とは数段の違いを見せた。
何よりもフロントギアチェンジが良い。リアは1速増えて、登りは余裕ができた。
簡単な印象はまず、軽い。変速からの踏み込みもスムーズである。
素人にしては努力もしないで、ご褒美をもらったような感じである。
エンジンが衰える中、カバーするのには装備。山と似ているかも。
2時間ほど約50kmの走行距離と時間であったが、母校も立ち寄り
彼岸花も咲いた田園風景を走る。
花の木美術館に行くと今日は休館日。
少し足を伸ばして、開工房にチャイム。留守。
再び10号線に入り、快適なロードを楽しみながら、昼前に帰宅。
午後からの雨は持ち越されて明日になりそう。
暑さ寒さも彼岸まで。
これからまた、夕暮れは早くなる。
しかし、これからはクライミングの季節到来となる。
楽しみがまた、すぐそこに。


2017年9月20日水曜日

海岸線と山

昨日の台風は県南に多大な被害を与えた。幸いにも自宅付近は大した影響もなく
ホッとしたところであった。しかし、少しずれていれば、そうとも言ってはおれない。
台風の影響もあるかもしれないが、登山口まで行ってみる事にした。
今日は天空ロードである。名前が良い。行ってみようと気持ちをそそられる。
ここも大した事はなかった様子。空の公園まで地元の方が送ってくださると聞いては
いたが、付近には誰もいない、少し時間が経ってから村人発見。
親切にも事務局の自宅まで案内してくださり、空の公園まで送っていただける事が成立。
本当にありがたい。地元の山を愛し、整備し、暖かく登山者をむかい入れたいただける。
登山口からは、海岸線を見ながらの登山となる。前日の台風が嘘のように穏やかだ。
アップダウンも思ったより少なく、馬蹄形の稜線を山頂に目標とする。
山中に林道が縦横無尽に走っているが部分的に稜線と交わる所は林道歩き。
距離7,6km、行程時間約3時間を休憩いれて、3時間半で元越山山頂にとうちゃこ。
天気も良く少し暑い。がもうすでに、秋の風。爽やかだ。気持ちの良い稜線歩きを終え
一時間ほどで色利登山口に下山。
低山ではあるが、地元の方の熱意が感じられる所である。見習わらければ。

2017年9月11日月曜日

山口への

角島へ輪行。JRの時刻を調べ、輪行の手順を復習。
朝、自宅を出て、ソニックに乗車。小倉駅から門司。
関門トンネルを通過して、下関へと本州に入る。
なぜか、門司と下関がイマイチ。また、九州からの接続が
関門トンネルを通過するにあたって、門司港まで行かないと
本州に行けないという錯覚に襲われ、つい、小倉からの下車を
間違える羽目になる。そんな雰囲気にとらわれる。
下関接続は門司港ではなく、門司からの接続である。
兎にも角にも下関に着いた。次は小串駅を目指し番線をチェック。
山陰線はのどかな雰囲気で気持ちを落ち着かせる。
時折日本海が覗かせて、これからのルートの楽しさを予感させる。
小串駅は無人駅。早速、飲み物を購入しボトルに充填。
バイクを組み立て、角島を目指す。
今回の目的はポタリングと輪行の手順の仕上げ。
そして美しい角島周辺の景色に触れたかった事である。
途中の海岸線の景色は見事で、
気持ち良くバイクを走らせる。
少々、道路の狭さと車の通行量を除けば。
アップダウンも少なく、予想より早く、目的地に着いた。
帰りは、予定だと、特牛(こっとい)駅より乗車である。
とにかく、下関行き電車時間も不明のまま行く事にする。
タイミング良く、約20分の待ち時間があり、バイクを収納する。
天気も良く、綺麗な景色にも会えて、事故もなく、ソニックにてひとり乾杯して、
家路に着いた。
山陰線は雰囲気がある。次は距離を伸ばす事にしよう。


2017年8月14日月曜日

からすがせん

以前のような梅雨明け10日のパターンは最近では通用しないのではないだろうか。
お盆あたりは不安定な天気の様で、好天は長続きはしない。
天気を見て、大山山域の以前から気になっていた烏ガ山に行くことにする。
大山寺の町から登山口まで、約30分の距離である。
鏡ガ成から、スタート。
緩やかな樹林帯をほどなく歩くと急登に変わる。プラス笹薮。
この地方の特徴である。朝早いので、雨具(ズボンのみ)着用は正解?
途中、昨年の地震の影響で、崩壊した地点を通過。
ピークと思われるも、また目の前にピーク。山頂である。
30m前後のアップダウンを繰り返し、烏が山のピークに立つことが出来た。
以前の地震で、登山道が崩壊し、規制がかけられ、登れなくなり、昨年解除されたと
聞き、今回に臨んだが、情報のなさではあるが、昨年、また地震があり、
崩壊して、現在の至るとの事。自粛が呼びかけられている状況である。
トレランの方もいれば、ヘルメットにハーネス、ロープ確保での登山を
されていたメンバーもいた。
山は人それぞれだと思い、自己責任であるとも痛感させられた。
次は雪のある季節に訪れたいものである。


2017年7月17日月曜日

梅雨明けは

今年の梅雨といえば、序盤爽やかな日々が続き、梅雨に入ったのかと疑う。
しかし、台風の通過とともに蒸し蒸しの到来。
しっかり梅雨明けを狙って山行日を決めれば良いがそうもいかない。
連休の日を交えて、剱岳、早月尾根にチャレンジ。
当初、1日目は馬場島から早月小屋までとし、
2日目は早月小屋から本峰ピストン、馬場島下山の計画であったが、2日目が
雨模様のため1日目を馬場島から本峰ピストン、早月小屋までの計画変更。
小屋の主人によると、先週まで登山道は雪の下だったらしい。
問い合わせでは、装備はきちんと準備をしてくれとの事。
もちろん残雪はあちこちに残っていて、登山道は迂回させられる。
馬場島と本峰の標高差は約2300m弱。これを一気に登り、約800m下らねばならない。
標高差はこれまで経験した事がない。距離もかなりあり、急登である。
1600mを境に三の窓方面が見渡せるようになり劔岳周辺の岩と雪の厳しい山容が現れる。
雪解けからわずかな時間ですでにショウジョバカマの群生があちこち。
2700m付近ではクロユリが咲いていた。目の周りが赤くライン引いた
雷鳥はひょこひょこ歩く姿はかわいいものである。
別山尾根との分岐の標識を見て下山する。
早月尾根を馬場島から日帰りピストンする彼らは素晴らしい。
トレーニングに励まなければと思う次第である。



2017年5月7日日曜日

陽光

今日はアンニュイな日々。体と気持ちは一致しない。
昨日までの穂高の山行の疲れもあるが、尾平のクライミングに出かける。
吉野氏はまた、一本ルートを開いた。
それは、とても自分には登れない。しかし、ルートはすっきりしていて良い印象である。
周囲はすっかり新緑に覆われ、夏はすぐにやってきそうな雰囲気である。
気だるさの原因は4日間の穂高山行なのだ。
早朝、自宅を出て、上高地は昼過ぎに到着。頑張って、夕方、岳沢着。テント設営。
翌日、奥明神沢経由、前穂高岳ピストン。
テン場からの奥明神沢は結構傾斜もあり、登りはきつい。
景色を見ながら高度をあげていく。天気も良く、風もない。最高ー。
下山はバックステップをまじえながら、下山。
久しぶりの晴天に恵まれた穂高山行であった。
今回は6人パーティであったが、ほとんど計画通りに消化できた事で、メンバーに感謝。






2017年3月24日金曜日

大山七合尾根

今年の連休の大山は好天に恵まれた。
大分より松江経由にて約7時間弱で到着。
早速、明日の偵察とテントの設営に取り掛かる。
南光河原の駐車場から元谷。
明日のルートを探る。天気は曇りがちではあったが、
北壁全体を見ることができる。
さて、八合か?七合か?メンバーの事も考慮して七合尾根に決定する。
七合尾根は八合尾根に比較して、どっしりと構えている。
そんな印象である。
翌日、テン場を630に出発。830登攀準備を終え、開始。
取り付きから上部を見ると夏道合流点あたりが悪そう。
途中、立木、ピッケルなどで、確保。
取り付きから夏道合流点まで約2時間あまりで登攀終了。
今回はロープの30mの長さだったので、コンテもしながらではあるが、
スタカットのピッチ数が多かった。
夏道合流点の直下はやはり悪かった。今年度の雪の多さで、傾斜がある。
ほどなく夏道へ。
山頂へはいかず、下山。縦走路には多くの人が登っているのが見える。
体調は万全ではなかったが、快適な登攀が味わえた。
メンバーに恵まれた山行だった。感謝しなければならない。

2017年3月12日日曜日

開拓2

間隔をあけずに尾平へ。
今回も開拓者の吉野氏とその相棒、ゴンもまじえ、
総勢7名ほどのクライマー(?)が集まる。
主にエリアとしては今までの広場の場所より上部に位置する。
名称、グレーデイングはまだ確定してはいないらしい。
クラックあり、フェース気味あり。花崗岩の面白さが伝わる。
公開が楽しみである。
写真はアルパイン的雰囲気を持つフェース気味ルート。
スメアーも効かせて登る。グレード5.9。
尾平は明るいエリアである。これからはミツバツツジも咲き、
花崗岩とピンクが良い雰囲気を醸し出す。まさに自然の庭園である。


2017年3月7日火曜日

南平台と城島新道

かって、城島高原の入り口付近から踊り石までのルートが存在した。
30年ほど前に訪れたことがあったが、もうその時は廃道に近かったと
記憶している。それでも踊り石に到着した。
今回は読図を中心に尾根をたどり、南平台までのルートとした。
城島高原入り口から南平台まで、現在の登山道は使用しなかった。
林業工事の為か、スギ林の中は明るく登りやすかった。
途中、エコーラインからの林道が横切るも現在地確認。
緩い尾根に取り付く。山頂まで急登が少しあるがほどなくトーチャコ。
下山は登山道利用。
古い地図があった。
確認してみると、登山道の存在は今回登ったコースとほとんど同じだった。
やはり、人の考えることは同じだと思った次第である。
このルートの復活を期待したい。

2017年3月5日日曜日

開拓1

だるさが残る目覚めであった。
昨日は尾平に久々のスラブを味わった。
S氏は再び開拓に没頭していると聞き、お誘いも受けていたので、
天気の良い日を選び、触りに行った。
正面壁より上のカモシカの〜より隣通しに数本。
グレードは10プラス?
スラブの10台後半は手強い?勿論トレーニング不足。
何度もトライ。フリーの感覚が戻ってきて終了。
足を運ばなければ。

2017年2月20日月曜日

今期の

宇土内谷の氷はまだあった。
ラッキーである。2ピッチ目は状況は良くなかったが、
1ピッチ目は十分である。
今期2度目のアイスとなった。林道も林業の伐採作業のおかげで、
また楽チンをさせてもらった。
部分的に傾斜もあり、緊張する。
さて、山手本谷のA沢は氷結は少なく、途中で下山。
久しぶりの前夜発となった山行だったが、センゲンまで抜けられなかったのが
良かったか、悪かったか?ロープワークの再確認して後にした。

2017年2月5日日曜日

暖冬

今年も早、2月の月に入った。鶴見の谷の雪は昨年から通して、
根雪となることはなく、積もっては消え、今や山は黒い。
暖かいので、不安だが、ウド内のアイスにとりあえず、行ってみた。
伐採事業の関係か、林道は整備され、取り付きまで約15分くらいの所まで進める。
久しぶりか、スムーズにはいかない。1ピッチリードの後はトップロープにて確認。
バイルを振れただけ良しとせねばなるまい。